八尾の戦争遺跡を保存する会の皆さんと懇談しました

 4月30日に「八尾の戦争遺跡を保存する会」の皆さんと懇談をさせていただきました。

 八尾の平和行政に戦争遺跡の保存と活用を位置付けて欲しい、遺跡はどんどん無くなっており、その瀬戸際に来ていることを訴えられました。

 今回、特に要望されているのが、垣内にある掩体壕(旧陸軍大正飛行場格納庫)と陸上自衛隊八尾駐屯地内にある旧大正飛行場第246戦隊戦闘指揮所です。

 この間、八尾市では、節目節目に平和の像の設置や戦争の記憶の記念冊子の作成など行って来ました。戦後80年の今、平和行政としての戦争遺跡の保存の取り組みに向けた市民意識の醸成や具体的な手立てが必要ではないか、特に垣内の掩体壕は大阪府内で残る唯一のもので、貴重な歴史的・文化的遺産として、八尾市が次世代に引き継ぐ平和学習の教材として保存していくことを提案されています。

 戦争遺跡を残していくには、史跡指定や公有地化などハードルもありますが、八尾市の戦争遺跡は八尾市民しか守れません。八尾の生きた戦争遺跡を残していくために議員団も力を尽くしていく決意です。