「4.20さよなら原発八尾・柏原集会」に参加しました

 4月20日近鉄八尾駅近くの買物公園で行われた「さよなら原発八尾・柏原行動」の集会に参加しました。

 能登の震災後、地震災害支援のため現地に通い続けておられる小林京子さん(八尾市在住)から被災者の現状を伝えるスピーチ。小林さんは甚大な被害を受けた珠洲市でかつて原発誘致を止めた市民運動があったことを伝えたいと、当時使用された「原発誘致絶対反対」とかかれた看板を原寸大にプリントして再現し、集会の横断幕として披露され、圧巻でした。珠洲市の皆さんの強い思いが伝わってきました。

 もしあの時、原発が建設され、地震の時に稼働していたら…どうなっていたことでしょう。原発建設を断念をさせてくれて本当によかったと実感込めての報告に胸が熱くなりました。また、震災のボランティアのお話もたっぷり聞かせていただきました。

 日本共産党八尾市会議員団からは、代表して田中裕子議員が連帯のご挨拶をさせていただきました。

 東日本大震災の後に大船渡を視察し、瓦礫の山に圧倒したけど、女川原発が福島第一原発のようにならなかったことが地元の救いだったというお話をお聞きして、原発事故の恐ろしさを痛感したことを報告。

 原発の事故が現在収束どころか被害が続いており、廃炉の見込みも修正が必要であること。それなのに政府は原発依存度を低減から原子力の最大限活用と方針を転換したことについて日本共産党は正面から反対していると紹介。

 この原発推進の根底には、原発の利権に群がる大企業の思惑とアメリカの原発市場拡大のための意向があることを報告しました。原発を無くしていくためには、政治の歪みそのものを正さなくてはならないことを訴えました。

集会の後は、参加者の皆さんと一緒にデモ行進。

珠洲の横断幕を持って「げんぱついらない!」「げんぱつはいろ!」のコールしながら歩きました。

ゴールの公園では流れ解散でしたが、早くも咲いていた藤棚の前で、ご一緒した西川あり議員(立憲民主党)、主催者の小林さん、参加者の方とパチリ(*^o^*)

お疲れ様でした。